エッセイ表紙

おもいつくまま-1-

おもいつくまま-2-

おもいつくまま-3-

日々徒然-1-

日々徒然-2-

おもいつくまま(2)-1-

おもいつくまま(2)-2-

おもいつくまま(2)-3-

徒然に-1-

徒然に-2-

徒然にっき-1-

徒然にっき-2-

花のワルツ(1)

花のワルツ(2)

花のワルツ(3)

花のワルツ(4)






おもいつくまま-3-
 25〜36 2012.2.9〜2012.3.31

(25)

ここにきて、かなり手詰まり感がしてます。
国会の、内閣の話じゃなくて、ぼくの手元。
釜ヶ崎のフィルムスキャンが入ってきて。
膨大なと思われるコマ、4500コマほどスキャンしたけど。
どうなんやろ、一割くらいかなぁ。
まあ、ええんですけど、アルバムつくり。
キャノンが新しいアルバムをリリースしたのです。
写真をアップしてみて、使い勝手を調べています。
それだけやない、無理することないのに、ね。
写真を撮りに行ってる。
昨日は植物園、これはボタニカルガーデン。
今日は釘抜地蔵尊、これは京都。
いずれもアルバムにアップして、公開です。
Facebookにも投稿できて、いいですね。
この記事も、Facebookに投稿ですね。
便利になった世の中なのに、ね。


(26)

きょうも一日が終わっていく時間。
京都をテーマにしたアルバムをつくった。
京都2012(2)
マイクロソフトが提供してるアルバムですね。
そういえば、アルバムが、バージョンアップしています。
最大10ギガとか、これはキャノン。
マイクロソフトも、グーグルも、それくらいかな。
動画がアップできますね。
ホームページに載せる写真は、厳選します。
アルバムに載せるのは、第一次選考のもの全部。
手元に置いとくと同時に全部公開ってところですね。
気が楽でいいです。
でも、わけのわからない写真は、のせない。
といいながら、わけのわからない写真が多々ある。
ひとりよがり、じこまん、じこちゅう、まあ、そうなんですね。
まだまだ、発展していく、WEBサイト、ですね。
時代が変わる、時代が変わった、時代に乗り遅れた。

(27)

おもいつくまま。
なんてタイトルもどうかと思いながら。
ええ、もう27回目ですね。
徒然日記なんてのがあるけど、それ。
徒然日記が書かれた場所は、歩いていける。
およそ一時間弱、双ヶ岡の東麓がその場所。
近いといえば、近いですね。
自転車なら15分くらいか。
なんのなんの、それを意識しているというわけ。
意識してるって書けば、それなりに、価値がつく。
でも、それは、うそなんです。
価値ってのは、そうゆうもんじゃない。
自分が気に入ったら、それが価値ってもんさ。
徒然なるままに、ひぐらし、キーボードにむかいて。
なんて、ふざけていけるのも、生きてる証拠。
でわ、また。

(28)


釜ヶ崎のネガと向き合って、スキャンして、トリミングして。
キャノンのアルバムにアップして、整理しています。
そんななかで、気持ちがながれ、思い出がよみがえります。
あれから30年以上が経った。
そこから始まったことが、多々ある。
釜ヶ崎ってゆうのは、原点なのかも知れない。
さて、その対極にあるのが、京都かなぁ。
京都は究極の中心ではないか。
もちろん天皇制をもつ「にっぽん」という体制。
体制の枠は人間のこころをつくります。
京都を見ることは、日本のこころを見ることだろう。
とすると、釜ヶ崎は周辺であり、底辺であり、番外なのだ。
しかし、そこに、存在する、究極の辺境なのではないか。
京都と釜ヶ崎、なにかの因縁で、じぶんが関わっている。
なんだろう、どうゆことなのだろう、なんて考える。
考えたって、しょせん、分からない、そおゆうものだろう。
感性にまかせて、いくしかないのかも。
愛の巣、これも気になる枠組みです。
人間の本能に根ざしたイメージだから。

(29)

ご無沙汰していました。
きょうは朝から書棚の整理をしていました。
捨てる本、それを出すために、です。
捨てるったって、思い入れがあるから、捨てきれない。
そんなもんです、本人にとっては、ね。
何の思い入れもない他人には屑だとしても、です。
左の上の本棚に、資本論全四冊、それに思想全集の一部。
捨てようか、捨てるべきでしょうね、でも、いましばらく手元に。
だいぶん身の回り、整理したつもりですけど。
まだまだ、ですね。
思い入れという関係を断ち切るのが、辛い。
釜ヶ崎、スキャン、それと写真アップ。
まだまだ続きます。
でわ、また。


(30)

釜ヶ崎で撮った写真ネガを整理中。
ぼく自身のために少しメモっておきます。
取材の初めは1978年9月。
前年1977年秋に、街へ、をテーマに大阪へ。
そこでは梅田界隈から天王寺への道が敷かれます。
1978年9月の仕切り直しでは、一緒に大阪日記をつけます。
大阪日記は1979年8月まで続けます。
1978年の9月、大阪は天王寺から飛田へいきます。
しだいにその界隈から釜ヶ崎へと足を向けます。
1978年12月には、ケースワーカーの岡さんと知り合う。
岡さん経由で、情報をもらい、1979年正月の餅つき大会取材します。
1979年の1月から越冬闘争の取材、炊き出しの取材など。
1983年ごろまで、およそ5年間、釜ヶ崎を取材したことになります。
いま、スキャン中、1978年12月24日までしています。
この日はクリスマスイヴで、西成教会のパーティを取材しています。
追ってまた、書いていきます。
きょうは釜ヶ崎ドキュメントの最初の一枚を掲載します。

(31)

写真集が出来上がってきた。
三冊、きもの、さくら、はな。
たかよさん、ありがとう。
各5冊、限定5冊、それだけ。
写真集をつくるのに、いまは一冊単位。
そうゆう時代が来ると、15年前に言ってた。
それがいまや実現してるんだから。
写真をとりまく環境が大きく変わっている。
それよりも釜ヶ崎の写真。
30年も前、ぼくがまだ30過ぎのころ。
人生の半分のところで写真してるんですね。
いまの年、65才を越えていて、信じられません。
こんなところまで生き延びたこと、そのこと。
でも、生きてきて、もっと生きたい欲望。
肉体が衰えてきているのに、脳は跳びっぱなし。
どうしたことか、自分でもわからない。
谷崎か荷風か西鶴か、みたいな気分なのだ。
転向って本、三冊、鶴見俊輔氏思想の科学発行。
明日のごみ回収で、捨てる、べきかどうか。
明日になって、やっぱりやめとこ、なんて。
なんかしら自分の身を切り取るような感覚です。


(32)

3月にはいったのに、まだまだ寒い。
梅の花は、まだ見ごろとまではなっていない。
殺風景な風景、うるおいがない風景。
こんなふうにして枯れていくのはいややなぁ。
もっとみずみずしく、水分いっぱい、春。
この春だって、青が前にくると、若い春、青春。
熟春とか枯春とか晩春とか、ないのかなぁ。
沈黙の春、なんてのがあった。
気持ち的に辛いときだったから読めなくて。
開いてぱたんと閉じてしまった本ですけれど。
かれこれ10年、いま2012年ですよね。
なにしてるんやろね、時間の無駄。


(33)

ハンガリー舞曲集、ブラームス。
なんなんだろ、無性にこころかきむしられる。
繊細な音ですね。
朝から、感傷的、センチメンタルになっています。
ハンガリー舞曲は、中学のころに聴いた曲。
半世紀、50年、そんな歳月が。
思い出すんですね、音楽、音、聴くと。


(34)

気まぐれですねん。
いま、ベートーベンの第三番英雄を聴いています。
朝から、一番、二番と聴いて、いま三番。
懐かしい音の連なり、ただ懐かしい、胸が詰まる。
釜ヶ崎取材のフィルムをスキャンしています。
フィルム番号大226、今夜会う稲垣氏の選挙1979年。
気まぐれ、ちょっと気が詰められなくて、ここにいます。
おもいつくまま、また、ぼちぼち続けます。
HPのページからとツイッターへと連携させた。
ツイッターへ連携ということはフェースブックへ連携。
フェースブックに記事化しておくと、閲覧に便利。
それと見てくれる人は見てくれる。
まあ、ぼく自身のための広告、ですね。
中身、コンテンツをつくるのが、出来ていない最近。
これまでのコンテンツを、どのように表出させるか。
一連のネット環境をつないで、実験しているところ。
メディア研究の途中です。
ただし、いつまで続けられるか、これが問題だ。


(35)

EテレのN響アワーで第三番英雄の第四楽章をやっている。
聴きなれた、細部の音までが懐かしい、郷愁を誘います。
そういえば、ベートーベンの交響曲との出会いは、中学1年生。
第五番運命のLP25cm盤を森川蓄音機店で千円で買った。
その後、十字屋に入ったころ、カラヤンが来日して、全曲演奏した。
当時FM放送で、特集が組まれた、1966年だと思う。
カラヤンのベートーベン交響曲全集を買った。
給料の一か月分、15000円だったと思う。
聴いた、聞いた、きいた、何度も、何度も。
でも、そのレコードは、1968年の年末、バイト先に置いたまま。
CDで全集を買った、いつごろだろう、1990年にはなっていたと思う。
長らく、聞くことも、ほとんどなかった。
いまのパソコンになって、容量が増えたので、ダウンロードした。
メディアプレイヤーで聴ける。
良く聴いている、1番から5番が第一、6番から9番が第二。
6番って「田園」聴きなれた音です。
第九なんて、もう聞き飽きたとは言わない、懐かしい。
5番、運命なんて聴けないね、聴くと思い出すから。
音楽って、なんなんだろうね、永遠の謎みたい。


(36)

雨降りの年度末、3月31日。
ピアノの音が聞こえてきます。
29番、ハンマグラービアって曲です。
ベートーベンのぴのソナタ。
グレングールドが弾いてる29番です。
雨の音とピアノの音が交錯しています。
ちょうど佳境の第三楽章の中ほどです。
どうしてなのか、魅入ってしまいます。
聴きなれた音の連なりです。



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最新更新日 2012.7.1

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