エッセイ表紙

おもいつくまま-1-

おもいつくまま-2-

おもいつくまま-3-

日々徒然-1-

日々徒然-2-

おもいつくまま(2)-1-

おもいつくまま(2)-2-

おもいつくまま(2)-3-

徒然に-1-

徒然に-2-

徒然にっき-1-

徒然にっき-2-

花のワルツ(1)

花のワルツ(2)

花のワルツ(3)

花のワルツ(4)






おもいつくまま(2)-1-
 1〜12 2012.9.1〜2012.10.1

(1)

きょうは9月1日、二百十日プラス一日、211日目。
なんのことかわかりますよね、二百十一日。
立春から数えて、今日は211日目。
うるう年で2月が29日まであったから、こうなる。
どうでもいいんですけど、こんなこと。
パスカルさんじゃないけれど、人は考える葦。
考える足かと思ったら、葦、芦でもいいのかな?
アシ、ヨシ、どっちも葦って漢字を使うんですね。
葦は悪し、葦は良し、よしあしって名言?あるじゃないですか。
まあ、どっちでもええやん、ってなところかなぁ。
おっとっと、びっくり、デイリーランキング、439913番だって。
ランキングがこうあがってくると、休まれへん。
勤勉実直なのが、やっぱり、この国ではよいみたい。
まあ、まあ、明日は日曜日、だれが決めたんやろ?
写真は、高級品、うなぎのかば焼き、ほんものです。

(2)

だれだって、楽して金儲けられたら、いいなぁ、なんて。
そんなこと思うんじゃないかなぁ。
ごめん、いきなりこんな下劣な話で。
世の中って、金の世の中だから、さぁ。
なにかにつけて、お金のことを介在させて、考える。
ボランティア、なんてのはお金をもらわない形式。
その反対側には、お金をもらうという形式がある。
いやな世の中、それを介在させないと論が立たない。
消費税あがる、これなんてまさにお金のはなし。
窮乏化の将来だから、お金のことから、解放してあげよう。
そんな考えと実践で、将来を創っていきたいですね。
2030年、来るべき日々のために!

(3)

古いフィルムのネガをスキャンしていたら。
1982年9月12日の日付のネガがありました。
「いま、東松照明の世界展」開催前日の日付。
ちょうど30年、あれから30年が経った。
あれは、通天閣と大阪現代美術センターの二カ所。
大阪展は、その二か所で開催されたんです。
いま、そのころの関西写真史ってのを執筆しだしてる。
なになに、自分の功績を残しておきたい、そうゆうこと。
ぼくが見て、聞いて、参加して、その現場を思い出して書く。
どうなることやら、このあと、書ければ書きます。
昨日、宝塚メディア図書館で、その展覧会カタログを撮った。
では、また。

(4)

年をとるって、こうゆうことなんか、と思う。
なにしろ、過去を洗い出して、残したい。
是非、賛否、あろうと思うけど、素直になります。
本音を隠して、うわべを作っても、空しいから。
空しくないようにしようと思うと、露わにしときたい。
ちょうど30年前というと、1982年ということだ。
このへんが、ぼくの、いまの、原点かもなぁ。
もちろん、そこへ至る前があるわけだけど。
1968年から1969年あたり、基点ここかもなぁ。
あんまし難しく考えないで、思い出を語ろう。
いくつかのブログで、試みていきます。
現在進行形です。

(5)

いまでもはっきりと覚えていて、思い出すことがあります。
1969年10月21日の東京、ぼくは明治公園へ行きました。
小田実さんとかが代表やったか、べ平連、それのデモにです。
当日の東京は、けっこうパニック状態じゃなかったか。
ぼくは本郷東大前にある有信堂って出版社の社員でした。
昼間に乗用車に乗って神田へ行ったけど、ものものしい警戒。
夕方から、学生デモが暴れるからといって、通勤の人たちで混雑。
明治公園へ到着したときはもう暗かった。
紙切れが配られる、逮捕されたら、完全黙秘すること。
紙切れには、連絡先の電話番号がかかれてあった。
明治公園からがらんとした都内の大通りを行進、水道橋へ。
水道橋で解散だけど、ここで渦巻デモ、機動隊が警告してくる。
ぼくは疲れて、渦巻から離れ、歩道橋へあがった。
そのとき、一斉検挙が始まって、ぼくは逮捕されなかったんです。
それから10年後の夏、釜ヶ崎で青空写真展を開催します。
原点、起点、写真世界で言えばプロヴォークと同時代かぁ。

(6)

どうしたことか不安です。
密室にいて、出口がない感覚。
物音は聞こえるが遠い。
なにやら不吉な予感がしてきます。
どうしようか。
このまま行こうか引き返そうか。
岐路に立ってるのかも。
そんなこと気にかけずにのほほん。
なるようになるぐらいの気持ちで。
ながしていけばいいんだけど。
そうはならない性分らしい。
でわ、また。

(7)

2012.9.14
きょうは午前中から宝塚メディア図書館へきています。
宝塚メディア図書館は兵庫県宝塚市逆瀬川にあります。
万博公園にあったときは彩都メディア図書館という名前。
最初は1992年、大阪市北区南森町で写真図書館。
マンションの一室で、土曜日だけのオープン。
なんだか291ギャラリーのイメージです。
291はニューヨーク五番街のアパート291号室。
もう百年以上前のこと、ステーグリッツさん主宰。
そんなこんな写真図書館の遍歴をみて開館20年です。
初代館長を5年間務めたんですが、感無量ですね。
なんかかたい話になってきたけど、ここまで。
でわ、また。

(8)

雨があがって、さわやかな朝です。
窓をあけると青空、明るい光です。
もう9月中旬だから、涼しくてあたりまえ。
でも、なんだか中国とか韓国とか、不安ですね。
すっきりした気分になれないですね。
身のまわりでも、いろいろ心痛むことが起こる。
窓の向こうのアパートの壁が光っています。
陽が当たって、反射して、目にまぶしい。
ラジオがおしゃべりしている、KBS。
ヘリコプターの羽が回る音が聞こえる。
平和な朝、いつものように、朝。

(9)

陶芸教室へ行きだしたのが5年前。
月に二回程度、通って、ちまちま食器を作っています。
まったくの素人、初心者で、ちまちまの習い事です。
でも、紐でやって、たたらでやって、ろくろはできなかった。
ただいま、ぼくの食卓8割以上が、自分で作った食器です。
なんだか、夢のようなはなしですけど、わかる人にはわかる。
究極の贅沢なんかも知れません。
なんかしら、ここ、むつかしいこと書きすぎてるぅ。
もっと、単純に、楽して、へなへなって書こうと思ってるのに。
そのときの気分ってあるから、それに従ってあげています。
あしたは宝塚メディア図書館へ。
あさっては南山城村の里さん別荘へ。
しあさっては秋の彼岸でお寺へ。
ごあさっては金沢へ。
なんかしら、予定が詰まってきています。
でわ、また。

(10)

宝塚メディア図書館に来ています。
ここにある写真集などの一部はフォトハウスにあった。
1992年写真図書館をオープンさせるために移動させた。
フォトハウス資料室、ワークショップの資料として収集したものだ。
いまここにいて、これでよかったのだ、と肯定しています。
20年の変遷を経て、いま、ここに至っているんです。
畑祥雄さんの絶え間ない努力の結果として、ここにある。
ぼくなんか、そういえば、いまやのほほん生活してるから。
ここにいるのがおこがましいんですけど。
若い人たちと交流できることは、うれしいことです。
あんまし、深く、考えないで、楽ちんでいこう。
なにより大切なのは、こころの持ち方です。

(11)

この一週間、ここへきて文が書けなかった。
金曜日は宝塚メディア図書館シフト。
今日は金曜日で宝塚メディア図書館にシフト。
ここは地下だから、お天気のほどがわからない。
年を取るにしたがって、明るいほうへと向く感じ。
なるべく太陽の光がある場所へ、ですね。
不思議ですね、人間の習性。
いやはや、人間は、やっぱり動物だから。
野生が恋しいんでしょうね。
こんだけ人工に囲まれれば、窒息しちゃう。
やっぱり、野生がいいですね。

(12)

10月になった。
今日は北野天満宮のずいき祭り。
取材にはいかないでおこうと思っています。
ずいき祭りの写真集を作ったところです。
なにより、京都取材を、終える、終えた。
終えたから、取材にはでかけない。
バッハのオルガン曲が聞こえます。
トッカータとフーガってやつだ。
中学生の頃です、聴いたのは。
同志社女子大の栄光館にパイプオルガンがあった。
そのパイプ室に入ったのは、十字屋にいた時だ。
19才、まあ、音楽青年になりかけていたけど。
まあ、えっか。
2012年10月1日、今日の日付です。









写真集<京都>

最新更新日 2012.12.3

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